最近読んだWindows Vista記事
うーん、最近の「ひとこと」はどうもネガティブな話になってしまう。
しかし、実際に紙面を読んで疑問に感じた人も多いであろうから、同一業界の人間として語らなければならないだろう。
某PC紙の3月号(発売は前月になるのかな? 最近読んだ)のWindows Vistaの記事はひどい。
正直「誤植、ケアレスミス」というには、度を越している。
「ReadyBoostはUSBメモリーを利用して、アクセスの遅いハードディスクへのスワップを減らすための技術(文は要約)」等と掲載されているが、スピードそのものはハードディスクの方が速い事をわかって書いているのだろうか?(細かいファイルの読み書きのみ、シークが速いUSBメモリーに分がある、ベンチをとればわかる)
また「ReadyBoostはメモリーを大量消費するアプリケーションに効果アリ」などと書かれているが、ReadyBoostはあくまでもキャッシュ機能で、物理メモリーの延長として使われるページングファイルとは異なるので、先の「スワップを減らす」という記述を含めて、限りなくわかっていないライターによる記述だ。
また、「Windows Complete PC バックアップは「F8」キーで復元を選んでリカバリできる」など、明らかに自分で検証していない文章もある(「F8」で起動するのはあくまでセーフモード、しかもセーフモードからのリカバリは環境的な制限がある、ヘルプの斜め読みで書いたのであろう)。
そのほか、「BitLockerはすべての内部データを保護する」という資料さえ読んでいない記述等々(キャプチャーもBitLockerできていない画面でごまかす)、このほかにも多数、当該特集記事においては、思い込み、間違い、未検証の記述ばかり・・・同業界内の人間として大いに失望した。
やはりお金をとって提供する情報なら、最低でもライターが己で実践&検証し、自分の目で動作や問題を確かめないとダメでしょ・・・
そして、このような誤記を、何万人という読者が眺め、Windows Vistaの機能として認識してしまったのであれば、本当に悲しい。
今悩んでいることといえば、この紙面に対して、私自身が直接、間違いを指摘するかどうかだ。
正直、指摘などという行為は、業界的にはかなりな余計なおせっかいであり、自分には何の利益もないどころか、潜在的な不利益になりかねない。
が、この記事を読んだ人の一部は、この記事によって悩んだり、必要のない機材を導入してしまいかねない。
と、いうことを考えても、やはり指摘するべきなんだろうな・・・









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