Windows XP の老朽化、サビを改善する
来年にはWindows Vistaの発売を控え、もはや出版業界では旧OS扱いといってよいWindows XPだが、今後も息がまだまだ長く、活用し続けられるといってよい。
理由は、当たり前だが「Windows Vista」にもライセンス認証が導入される関係上、手持ちのすべてのPCをWindows Vistaに移行できるわけでもなく、また互換性や操作性を考えるとWindows XPではならなければならない現場やユーザーも多いからだ(Windows Vistaにも旧デスクトップ互換のインターフェースにする設定は存在するが)。
また、自作PCにおけるマザーボードもそうだが、「枯れている」からこその安定性と、各種ツールの使いやすさがある。
さて、このような事情の中でオススメなのが「Windows XPを長く使い続けるための設定」と「x64の存在」だ(x64については「“64ビット版 Windows (x64、Vista64)の正体”」を参照)。
Windows XPは以前の16ビットOS(Windows Me/98など)に比べれば、リソースやレジストリにかなり余裕があるので、OSそのものの老朽化が激しいわけでもないが、それでも使い続けていくと「Windows XP導入当初」のスピードや安定性は失われていく。
そこでオススメしたいのが「Windows XPの本来のスピードと安定性を取り戻す、あるいは使い続けてもスピードを落とさない」設定、すなわち「Windows XPをべたつかせない、もっさりさせない」設定である。
このような設定やカスタマイズについては「甦れ!ベタついたWindows XP(技術評論社 )」で詳しく語っているが、最低限行っておきたいのが「デスクトップの整理」「OSとデータの区分け」「各種テンポラリファイルの消去、リフレッシュ」「不要常駐プログラムの削除」である。

※ぐちゃぐちゃのデスクトップ。各種アイコンの整理整頓はもちろん、壁紙も常駐アイテム(主に通知領域に表示される)もばっさり削除だ。なお、通知領域のアイコンは通常のコントロールパネル設定にとどまらず、レジストリ設定に踏み込まなければ消去出来ないものもある。
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※シンプルなデスクトップ。場合によっては、オールドスタイルの適用や、逆にオペレーティングを考えてクイック起動やツールバーを配置してもよい。なお、オススメは「橋本情報戦略企画ランチャー」の導入だ。速度的メリットのほか、データを整理したことによるオペレートミスの軽減や、情報漏えい防止にもなる。なお、「甦れ!ベタついたWindows XP」では、壁紙を表示する場合に速度を落とさない方法なども語っている。
なお、Windows XPの今後の運用と快適性を考える上で、さらに突き詰めて実行したいのが「Windows XPの再インストール」と「OSインストール直後からの整理整頓カスタマイズ」だ。
この点については「甦れ!ベタついたWindows XP(技術評論社 )」はもちろん、「[SP2完全対応改訂版] Windows XP 上級マニュアル 」や「Windows XP再インストール完全バイブル 」でも語っている。











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