ひどくない? Windows Vista本
Windows Vista書籍を書くことになった。
というか、橋本情報戦略企画の戦略として、当初から「Vista発売日にVista書籍」という計画は持っていなかった。
なぜならば、Vista発売日に登場した書籍を眺めればわかるが、軒並み突貫的&内容薄(発売日に出す時間的制限を言い訳にしている)の書籍ばかりであり、書店でさっと眺めた限り、筆者が合格を出せるのは一冊だけだった(もちろん、全書籍を眺めたわけではないことは述べておく)。
これはVistaとXPを比較してみればわかるのだが、Windows XPはWindows NTバージョン5.1ということもあり、Windows 2000(NTバージョン5.0)から「0.1」しか進化していないOSだった。よってXPにおいて提供する情報内容は「熟成タイプ」でよかった。
しかし、Windows Vistaは「作り直されたOS」であり、内部構造もWindows XPの進化型ではない。ブート構造からハードウェアリソースに対するアプローチ、Windowsそのものの使い方や使いこなしの方向性が違う。
つまり、急いでWindows Vista本を出すということは、「内容薄、非検証、不正確」になる可能性が高く、現に、誤記がひどいもの、新機能説明から逃げているものなどを見受けた。
本(書籍)というのは、無償で提供するWeb上の情報ではなく、お金を払って「購入してもらう」ものである。正確であるのは当たり前のことであり、言い訳や思い込み、ましてや間違いを堂々と説明する場所ではないことは言うまでもない。
読者が知りたい情報、新たな発見や可能性を見出せる情報を提供するのが「書籍」の姿であり、時間制限や予算制限、あるいは著者のスキルのなさを読者に押し付けるような本が氾濫するようであれば、最終的にこの業界自体が「雪印、不二家」状態になりかねない。
このタイミングで書くとカドが立つので紹介しないが、いずれこのWebページで「間違いのないIT書籍の選び方」というのを紹介したいと思う。









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