あまり大きな声では言えないが、○○社のWindows VistaやWindows XPのムック本は文章の使い回しが多い。いや、多すぎるといってよい。
筆者は、人の本を読むと感化されオリジナリティが失われる可能性があるため、なるべく他の本は読まないようにしている。
ではなぜ、○○社のムック本において使い回しが多いことを知っているかといえば、それはきちんと調べた人がいるからだ。
具体的なデータを見せてもらったが、その時点で書店で入手できる○○社のムック本は、ランダムに選んだ3冊中、3冊ともTipsが8割方かぶっている、という恐ろしい統計だった。
もちろんテーマが方向的に同じ本であれば、「一冊の本の中で必ず語らなければならない事柄」という意味で、Tipsがかぶることはある。
でもひどすぎるだろう・・・それなのに価格と手軽さのおかげで結構、売れているんですよ・・・ということで、筆者が書いたのが
・バリバリチューンWindows Vista 倍速カスタマイズ〈究極技163〉
・パワフル活用Windows Vista 剛腕テクニック〈厳選技158〉
の二冊だ。
もうすぐ店頭なので、手に取ってもらえればわかるが、パソコン本としては価格を抑えてはいても、内容には妥協せず、また異例の「面白さ(インタレスティングの方)」を追求したブツに仕上がっている。
ちなみに、本Webのアクセス統計やアマゾンでの表示順位をみると、現在発売前の段階ではダントツで「バリバリチューン 倍速カスタマイズ」が注目されているようだが、面白さという意味では「パワフル活用 剛腕テクニック」も捨てがたく、いい感じに砕けていて、インタレスティング(interesting)でかつ「ファニー(funny)」まで追求したものになっている。
もし、筆者がどちらのかの本を選べと言われたら、もちろん・・・
・・・もちろん、二冊とも選びます、ハイ。
自分の子だからといって、褒めたり持ち上げたりするのは好きではないが、客観的にかなりイケていると思うのであった。