サラリーマン時代に書籍を一冊出版した(26歳のとき)。
当時組版会社に務めていたが「仕事が少ない」と社長が嘆いていたので、
「仕事ないなら自分で作ればいいでしょ、
出版社から降ってくるものを口開けて待っているだけなんてセンスねぇですよ」
といつもの減らず口で気軽に提案。
じゃあやってみろということで自分なりに企画書を作成(業界ルールも知らなかったので、本当にてきとうな企画書)→出版社に企画提出。
意外にもスムーズに出版決定して、最初に書いた(組版も一部自分でした)のが
「Windows98ではじめるパソコン(中央経済社)」
であり、Windows 98の発売日(1998年7月)に書店に並べることができた。
その後、組版会社では管理職まで経験したが、いろいろあって28歳のときに数人で独立。
しかし、組版で独立しても食ってけない・・・いやいや収益はある程度あったのだが、費用対効果や時間対効果がNGだったのである(夜中の3時にFAXで指示書が届いて、その日のうちの納品とか)。
そして「上から降ってくる仕事をこなすだけではダメだ!」といつぞやの自分の台詞を思い出し、書籍の企画を作成して出版社に持ち込む。
ということで、再び30歳手前から書籍を書き始めることになり、気づくと現在80冊以上の著書がある。
ちなみに作家としての今があるのは、サラリーマン当時執筆した1冊と(社長、色々あったけどありがとう!)、独立後に書き始めた累計シリーズ18冊にも及ぶ「上級リファレンス(上級マニュアル)」のおかげである(上級シリーズについてはG社のW氏に「多大なる感謝」があるのだが、まあそれは別の機会に。良いタイミングに良い人に出会ったからこその今である)。
そして本日、私の原点とも言える上級シリーズ19作目の 「上級リファレンス」 の出版が決定したので、お知らせである。
発売日等の詳細は、もう少々お待ち下いませ。